通信制高校が春と秋に入学、卒業できるのはなぜ?

通信制高校で高校生活を送る生徒が増加しているそうです。よく通信制高校の魅力として、春と秋の2回、入学と卒業ができる、ということが挙げられているのを目にします。この仕組みはどのようになっているのでしょうか?


通信制高校は大学と同じ単位をもらう制度

まず、授業はおおまかに絶対に高校生が学ばなくてはいけない必修科目と、自分が勉強をしたい科目を選んで学習を進める選択科目の2種類に分かれます。ここから理系科目、文系科目と細分化されていきますが、多くの通信制高校では大学と同じ、必修科目と選択科目を組み合わせて必要な単位を修得して卒業する、単位制を利用しているのです。一年間が前期、後期に分けられていて、前期の単位、後期の単位となっています。つまり、半年に一度、単位の確定があるということです。


必要な単位がそろったら卒業資格を取れる

必要な単位をすべて修得したら、卒業の資格を得ることができます。そのため、万が一、前期となる春に取り損ねてしまった単位があれば、後期に修得すれば、後期が終わるタイミングでの卒業が可能となるのです。全日制は一年に一度、春だけになるので学年も1学年ごとにどんどん遅れてしまいますが、最短で半年で後を追いかけることができるので、病気などで単位を落とした生徒も、無駄に時間を使うことなく進学を目指すことができるのです。